現実世界では、各国で極右政党が台頭している。極右は「友と敵」を分断する差別(外国人差別、女性差別、性的マイノリティ差別、障害者差別……)とセット。つまり反啓蒙である。 SNS上でも極右言説は蔓延。大手SNS事業者(X、Meta)はヘイトスピーチの取り締まりを放棄した。 啓蒙思想の子孫——人権、フェミニズムなどへの冷笑、揶揄はSNS上の定番言説となっている。 しかし、どのように考えても反啓蒙は持続的ではありえない。 「差別させろ」という意見がすべての人の合意となることは、論理的にありえない。進歩とは、つまり差別や格差の発見と是正だ。